物置の奥で眠ったままの芝刈り機、そろそろどうにかしたいですよね。
刃もエンジンも付いているぶん、燃えるごみにポイと出すわけにはいきません。
実は処分の入口は7つあって、状態次第では費用ゼロどころか現金が戻ってきます。
粗大ごみで400円のケースから、買取で2万円近くになるケースまで幅があるんですよ。
もう20年近く使った古い機械なんですけど、こんなの引き取ってもらえますかね……
そこが一番の分かれ道なので、最初にハッキリさせておきましょう。
結論|芝刈り機の処分は「まだ動くか」でほぼ決まる
エンジンがかかって動くなら、まず買取査定に出すのが正解です。
国産の芝刈り機・草刈り機は数千円〜2万円弱で買い取られることがあり、出張査定なら運び出しまで無料でやってくれます。
動かない・自分では運べないなら、自治体の粗大ごみ(400円〜)か不用品回収業者の2択です。
ただしエンジン式は自治体が受け付けない場合があるので、申し込み前に確認してください。
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下の表、どれも「無料」ばかりで逆に不安になります……。
ここを取り違えると、本当は売れたはずの機械を数百円払って捨てることになります。
逆に、すっかり錆びついて動かない機械を買取業者に何社も回しても時間の無駄です。
だからこの記事では、費用の話より先に「自分の芝刈り機はどっち側か」を判断できる材料から並べていきます。
ちなみに「動くけど古い」が一番もったいないパターンです。
ここが今日いちばん言いたいところなんですよね。
芝刈り機と草刈り機(刈払機)で処分方法は違う?
結論から言うと、出口はほとんど同じです。
買取・粗大ごみ・不用品回収・下取り、どれも芝刈り機と草刈り機(刈払機)の両方で使えます。
ただ自治体の扱いだけは、はっきり分かれることがあるんですよ。
杉並区の分別検索には、こう書かれています。
芝刈機、草刈機は粗大ごみで400円です。
10kg未満。
業務用、エンジン式を除きます。
エンジンの処分方法は管轄の清掃事務所にお尋ねください。
杉並区公式ホームページ「芝刈機、草刈機」(2025年1月20日更新)
この一文の「業務用、エンジン式を除きます」がクセモノなんです。
読み取れるのは、家庭用の手押し電動タイプや手動リール式なら粗大ごみで受けてもらえるということ。
一方でエンジン式と業務用は別枠で、窓口に問い合わせが必要になります。
大田区でもエンジンオイルを使う草刈り機は粗大ごみに出せない扱いになっていて、この線引きは全国どこでも似た形です。
農機具の販売店側からは、また違う景色が見えています。
農機具はエンジンやバッテリーを積んだ重量物が多いため「適正処理困難物」とみなされ、そもそも回収対象外としている自治体もあるんです。
つまり自治体ルートは、あくまで家庭用サイズの小型機だけの選択肢と考えたほうが安全です。
うちのは自走式でけっこう重いんですが、これは無理そうですね。
芝刈り機の処分方法7つを費用と手間で比較
方法ごとに、かかるお金と手間はけっこう違います。
まず全体像を1枚にまとめました。
| 処分方法 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 自治体の粗大ごみ | 400〜2,000円† | 家庭用の小型機を安く手放したい |
| ホームセンターの下取り | 無料† | 新しい機械に買い替える |
| 農機具専門の買取業者 | 0円+買取代金 | 手間なく、できれば現金化したい |
| 不用品回収業者 | 5,000〜10,000円† | 他の不用品もまとめて片づけたい |
| フリマ・オークション | 送料・手数料の自己負担 | 手間をかけても高く売りたい |
| 譲る・寄付する | 送料程度 | まだ使える機械を活かしたい |
| 金属くず(スクラップ) | 無料〜数百円† | 自分で運搬できる |
† 公式情報での確認が取れず、調査による参考値
この表で気づいてほしいのは、買取だけが唯一「お金が増える側」だという点です。
7つ全部を検討する必要はありません。
上から2〜3個試して決まらなければ買取、で十分です。
1. 自治体の粗大ごみに出す
いちばん安く済む方法ですね。
流れは、自治体サイトか電話で申し込み、コンビニなどで処理券を買い、券を貼って指定日に指定場所へ出す、という3ステップです。
費用は自治体によって幅があり、500〜2,000円ほどが目安とされています。
ただし申し込みから収集まで最低1週間はかかると見ておいてください。
エンジン式は燃料とオイルを完全に抜く必要があり、そもそも受け付けない自治体もあります。
手のひらサイズに近い電動タイプなら、小型家電回収ボックスという手もあります。
投入口は一般的に縦15cm・横30cmなので、入るかどうかは実物で測ってからにしましょう。
入れば無料です。
うちの区は入るかどうか、メジャーで測ってから行きます。
2. ホームセンターで下取り・引き取ってもらう
買い替え前提なら、これが一番ラクかもしれません。
ただ条件は店によってかなり違います。
| 店舗 | 引き取り条件 |
|---|---|
| カインズ | 同等品の新規購入が条件。レシート・納品書・明細書のいずれかが必要で、店舗持ち込みのみ |
| コメリ | 1台購入につき1台。購入後1ヶ月以内にレシート等と持ち込み、燃料は完全に抜き取る。エンジン以外(充電式・コード式)は引き取り不可 |
| ナフコ | 草刈り機の引き取りサービスは実施していない様子 |
共通しているのは「配送時の引き取りはナシ、店舗まで持ち込み」という点です。
コメリの「エンジン式のみ」という条件は見落としやすいので、電動タイプの人は先に電話で確認してください。
買い替え予定がないなら、この方法は最初から候補外です。
3. 農機具専門の買取業者に売る
結論から言えば、まずここに相談するのが遠回りに見えて一番早いです。
理由は3つあります。
- 無料の出張査定なら、査定から運び出しまで自宅で完結する
- 動かない機械でも部品としての価値を見てもらえる
- マキタ・ホンダ・ゼノア・リョービ・共立といった国産メーカーは海外でも需要がある
- 現物を見ないと正確な査定額が出ない
- 査定額の算出に時間がかかることがある
- 買取不可だった場合の引き取り可否は業者ごとに違う
リサイクルショップや総合の不用品買取業者と迷う人もいますよね。
ただ芝刈り機や刈払機に詳しい査定士は、そういう店にはまずいません。
専門知識がないまま買い取ると赤字リスクを負うので、安全側に振った低い査定額になりがちなんです。
同じ機械でも、専門業者となら数千円単位で差が出ます。
近所のリサイクルショップに持ち込もうと思ってました。
危なかった。
4. 不用品回収業者にまとめて引き取ってもらう
「とにかく今週中に片づけたい」ならこれが早いです。
電話1本で自宅まで来てくれて、早ければ当日回収してもらえます。
燃料抜きなどの下準備が不要な業者も多いです。
費用は単品で5,000〜10,000円ほどが相場とされています。
他の不用品もあるならトラック積載のパックプランのほうが割安で、軽トラック相当のSプランで15,000〜20,000円あたりが目安になります。
料金体系が不透明な業者もいるので、依頼前に複数社から見積もりを取るのは必須だと思ってください。
5. フリマアプリ・ネットオークションで売る
自分で値付けできるぶん、比較的新しい機械なら買取や下取りより高く売れることもあります。
問題は物理的な大きさ。
芝刈り機は形も特殊で、梱包と発送がかなり大変です。
送料を引くと手元に残る額は想像よりだいぶ減ります。
「届いたら動かなかった」というトラブルも自分で対応することになります。
正直、手間に見合うのは高年式・美品だけかなと。
送料と梱包材で3,000円飛ぶこともあります。
そこは計算に入れておきましょう。
6. 知人に譲る・団体に寄付する
まだ十分使える機械なら、近所の人に譲るのが一番きれいな出口です。
NPOや発展途上国支援団体への寄付という道もありますが、受け付けている団体は限られ、送料は自己負担が一般的です。
譲る場合は、事前に状態を正直に伝えてから渡してくださいね。
後々のトラブルはたいてい説明不足から起きます。
7. 金属くず(スクラップ)として出す
自治体のルール次第では、無料か数百円程度で済むこともあるみたいです。
ただし業者まで自分で運び、燃料やバッテリーは事前に外しておく必要があります。
金属ごみとして回収していない自治体もあるので、ここも要確認です。
捨てるつもりだったのに、査定に出したら値が付いたって話、実際よくあるんですか?
国産メーカーならわりと。
次はその「いくらになるか」の相場を見ていきましょう。
芝刈り機の処分費用と買取相場の目安
並べると、真ん中だけマイナス幅が大きいのがよく分かります。
買取のほうは、タイプ・メーカー・状態でかなり動きます。
国産であればメーカー間の差はそこまで大きくなく、数千円から高くて2万円弱というのが専門店側の説明です。
状態や機種によっては10万円前後という例もあるようですが、これは上振れケースです。
過度に期待しないほうが精神衛生上いいと思います。
いずれにしても査定結果によって金額は変わるので、あくまで目安として見てください。
杉並区で10kg未満・エンジンなしの芝刈り機を粗大ごみに出すと400円。
同じ機械が動く状態で買取に回れば、数千円が手元に残る可能性があります。
差額は数千円。
査定の電話1本にかかる時間を考えると、割のいい手間ですよね。
数百円払うか、数千円もらうか。
書き出してみると差がはっきりしますね。
処分前にやる3つの安全対策
芝刈り機は、家電とは危険度がまるで違います。
ガソリン、バッテリー、そして刃。
この3つを片づけてから出すのが大前提です。
燃料とオイルを完全に抜く
火の気のない風通しのいい場所で、燃料タンクからガソリン携行缶などの適切な容器へ移します。
キャブレター内に残った分も、ドレンボルトを緩めて抜き切ってください。
抜いた燃料はガソリンスタンドで引き取ってもらうのが安全です。
下水や土に流すのは環境汚染になるので絶対にやめましょう。
バッテリーを外して端子を絶縁する
充電式・電動式なら、まず本体からバッテリーを取り外します。
ショートを防ぐため、金属端子部分にビニールテープを貼って絶縁処理をしてください。
外したバッテリーは、家電量販店などにある「小型充電式電池リサイクルBOX」へ。
刃を厚手の布か段ボールで包む
刃は非常に鋭利で、そのまま出すと収集作業員が怪我をします。
厚手の布や段ボールでしっかり包み、他のごみとは分けて出してください。
刃だけを処分する場合は、不燃ごみや危険ごみとして扱われることが多いです。
燃料抜きは、風のある屋外で。
屋内でやろうとしないでくださいね。
バッテリーを本体に入れたまま不燃ごみに出すと、収集車や処理施設で火災を引き起こす原因になります。
気化したガソリンも爆発の危険があります。
少しでも不安があるなら、燃料抜きごと任せられる不用品回収業者や買取業者に依頼するほうが確実です。
この3工程が面倒だから業者に頼む、という判断はぜんぜんアリだと思います。
「無料で引き取ります」に飛びつく前に確認したい3つのこと
軽トラックで巡回してくる無料回収。
あれ、本当にタダなんでしょうか。
結論を先に言うと、「無料回収=価値なし」ではありません。
むしろ買えば値が付く機械だからこそ、無料で引き取りに来ているケースがあります。
相手からすれば、仕入れ0円の商品が手に入るわけですから。
- 公式サイトに「古物商許可」の記載があるか
- 運営会社の所在地と固定電話が明記されているか
- 作業前に金額が確定し、追加料金の有無が書面で分かるか
- 相見積もりを嫌がらないか
古物商許可、そんなところ見たことなかったです。
とくに最後の1つは効きます。
相見積もりを取られて困る業者は、その時点で何かしら理由があるということです。
先に買取査定を1社取っておけば、「この機械はいくらの価値なのか」という物差しを持った状態で交渉に臨めます。
長年使ってきた相棒を、値段も分からないまま持っていかれるのは、やっぱり寂しいですもんね。
売れる芝刈り機・売れない芝刈り機の見分け方
「これはもう寿命かな」と思っても、業者の目線では違うことがあります。
一般的な寿命は5〜10年です。
手入れをしながら20年以上使っている例も珍しくありません。
ちなみに税法上の耐用年数は7年ですが、これは会計上の基準であって「7年で壊れる」という意味ではないんです。
買い替えを考えるべき故障のサイン
- 刈刃のバランスが崩れて正常に回転しない(固定部分が削れると交換不可)
- リコイル・スタータの紐が切れる
- 本体から白い煙が常時出る
- エンジンがかからない
紐切れくらいなら直せますが、白い煙が常時出るならもう潮時です。
修理費の目安も知っておくと判断しやすくなります。
点火プラグの交換なら2,000円ほどで済みますよ。
マフラーや燃料タンクの交換は5,000円以上、コイルローターだと10,000円以上かかることもあります。
寿命の5〜10年に差しかかっていて修理費がかさむなら、直すより売って買い替えたほうが結果的に安いケースが多いです。
動かなくても売れることがある理由
ここが一番の意外ポイントかもしれません。
エンジンがかからない、ひどく錆びている。
そんな状態でも、専門業者なら部品としての価値を見てくれます。
軽度の故障なら自社で整備して再販できますし、まったく動かなくても分解して使える部品だけを売るルートがあるからです。
人気メーカーの製品は、部品だけでも思わぬ値が付くことがあります。
だから「壊れているから売れない」と自己判断で決めつけないこと。
査定は無料なので、聞くだけ聞いてみる価値はあります。
「これはさすがにゴミでしょ」が一番もったいない。
とりあえず写真を撮って送ってみてください。
芝刈り機を少しでも高く売るコツ
査定額は、ちょっとした準備で変わります。
お金をかけずにできることばかりなので、査定を呼ぶ前にひと通りやっておくといいですよ。
草や土、サビ、ホコリを落としてきれいにしておきましょう。
第一印象で査定額は動きます。
査定の直前にエンジンをかけて、正常に動くか確認してください。
動かないと故障扱いになります。
取扱説明書・保証書・替え刃・アタッチメントなどの付属品も揃えておくといいですよ。
屋外保管をやめて屋内へ。
燃料タンクに雨水が入るとサビの原因になります。
洗車みたいなものですね。
第一印象で変わるのは分かります。
もうひとつ、意外と効くのがタイミングです。
刈払機は需要が高まる春から初夏の少し前に売ると高値が付きやすいと言われています。
中古市場で確実に売れる時期なので、業者も強気の値段を出せるという理屈ですね。
長く使っていなかった機械を、そのまま査定に出したケースです。
エンジンがかからず「不動品」と判断されて、査定額が大きく下がってしまいます。
使っていない期間も定期的にエンジンをかけておくと、こういう取りこぼしを防げます。
掃除して付属品を揃えるだけ、ですか。
それなら今日中にできそうです。
廃業・離農で農機具をまとめて手放すとき
芝刈り機1台だけの話ではなく、田畑をたたむタイミングで機械一式を片づける。
そういう相談も多い時期です。
このケースで一番もったいないのは、品目ごとにバラバラの業者へ振り分けてしまうこと。
芝刈り機は粗大ごみ、トラクターは別業者、管理機はまた別。
手続きが3倍になるうえ、まとめて出せば付いたはずの上乗せも消えます。
農機具専門の買取業者なら、複数台をまとめて査定・引き取りしてくれるところがほとんどです。
1回の出張で全部見てもらえるなら、こちらの手間も1回で済みますよね。
みんなの声|処分で実際に困っている人たち
Yahoo!知恵袋には、同じ悩みの投稿がいくつも上がっています。
ベストアンサーでは「今年機械を修理したところに、農機を全部売るので引き取ってもらってください」と勧められていました。
付き合いのある販売店に相談するのは確かに現実的です。
ただ1社だけだと比較相手がいないので、専門業者の査定を並べてから決めるほうが納得しやすいと思います。
回答は「お住まいの自治体にお問い合わせください」の一言でした。
部品単位の処分は自治体ごとに扱いがバラバラなので、これは正しい答えなんですよね。
金属くずとして受け付ける自治体もあれば、そうでないところもあります。
ゴルフ場ではスイーパーで吸い取るか、ブロワーでプレー区域外へ飛ばすのが一般的だそうです。
刈った芝をそのまま放置できる粉砕機能付きの機械もあるとのこと。
家庭の庭なら、集めた刈り草は自治体の燃えるごみで出せる地域が多いです。
ここも念のため分別ルールを確認してみてください。
「本体の処分」と「刈った芝の処分」は別物なので、混同しないようにしましょう。
芝刈り機の処分におすすめの買取業者4社
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ここからは4社それぞれの中身を見ていきます。
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芝刈り機の処分に関するよくある質問
まとめ
- 処分方法は7つ。お金が増える側は買取だけ
- 自治体の粗大ごみは400〜2,000円程度。ただしエンジン式・業務用は対象外のことが多い
- 処分前に、燃料抜き・バッテリー取り外し・刃の梱包の3工程を済ませる
- 「無料回収」は価値なしの証拠ではない。先に査定で相場を掴む
- 動かない機械でも部品価値で売れることがある
長年動かしてきた機械を手放すのは、正直あまり気持ちのいい作業ではないですよね。
それでも、値段が付くうちに送り出してあげたほうが、次に使う誰かの手に渡る可能性が残ります。
まずは写真を1枚撮って、査定に出すところから。

